2009年7月26日 (日)  大弁如訥

麻生総理大臣が25日に「元気な高齢者は働くことしか才能がないと思ってほしい」などと発言しました。
冷静にこの言葉を読み直せば「高齢者でも元気な方は働いてほしい」といいたかったのかもしれない。読み直せば不愉快な内容ではないけど、言い方を変えるとこんなにも不快に感じる。こんな言葉に目くじらをたてる自分にも哀しく思える。

国際会議で翻訳機が壊れた時、そして、だんだんと首脳達が苛立ちを感じはじめた時に
麻生総理大臣は「It's not  japanese machine.」ちょっと間を置いて「Non?」と言ったのです。
訳すと「その機械は日本製じゃないでしょ」「ちゃう?」というところでしょうか。「It's not  japanese machine.」で終ってしまうとハイテクを鼻にかけた日本のリーダと受け止めてしまいます。でも、「Non」と続くと一気にジョークに受け止められます。もちろん、会場は笑いがおきて和やかになりました。スタッフもこの言葉にどれだけ助けられただろうか。
麻生総理大臣は外国首脳にはこんなに気配りの出来る人なのに、私達国民には不愉快な言葉を平気で言い放つことができる。

その対応に麻生総理大臣の「上から目線」の立ち位置を感じる。所詮、麻生総理大臣はお育ちがよろしいから、、私達平民は下賎なものに見えるのでしょうね。
しかも麻生総理大臣の話は「本音で言っている」ように聞こえるから、、、もし、本音で話しているのならば、本音を他人に伝えることができるという意味で弁舌に長けた人といえるのか、

麻生総理大臣は「元気な高齢者は働くことしか才能がないと思ってほしい」という発言の前に「高齢者をどう使うか」と発言しています。麻生総理大臣は会社社長をされていたようですが、国民は麻生総理大臣の社員なのだろうかと考えさせる。

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吉田拓郎さんが体調を崩し全国コンサートツアーを中止した。
私は馬鹿だ。自分が生まれる前から生きている人は死なない、永遠と生きていると思っている。


吉田拓郎&中島みゆき:永遠の嘘をついてくれ (つま恋2006)
http://www.youtube.com/watch?v=O9Bsp72aUbM

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【大弁如訥】たいべんはとつなるがごとし
ほんとうに弁舌にすぐれた人は、かえって弁舌がへたなように見える。〔老子・四五〕
雄弁な人は無駄口をたたかないため、無口に見えてかえって弁舌が下手に見えるということらしい。