2009年8月27日 (木)  井の中の蛙、大海を知らず

井の中の蛙、大海を知らず。
井の中の蛙、大海を知らず、されど、空の高さを知る。

今日、私は乗車したタクシーの運手さんから聞いた言葉で、タクシーの運手さんの友人がタクシーの運手さんに語った言葉だそうです。

「意味はわかるけど、何を例えているのか判らない」とタクシーの運手さん返事をすると。
タクシーの運手さんは「空の高さよりも、空の広さ、世の中の理(ことわり)を理解する必要があるということさ」というのです。

意味はわかるけど、わざわざ「されど、空の高さを知る」をつける意味がない。
また、タクシーの運手さんの話を聞いていました。すると教えてくれたこと。その友人は12年間も独房の中ですごしたそうです。その友人は反抗分子と見られて工場での作業等に当てられず、ずっと独房で過ごしたそうです。

「されど、空の高さを知る」という言葉から、独房から見る空の高さをイメージさせるが、それだけではなさそうに思えてきました。
例えば、アウンサンスーチーさんは( Aung San Suu Kyi, 1945年6月19日 - )自宅軟禁されたままにあります。彼女は井の中の蛙だろうか、「非暴力民主化運動」について人々の心を動かすものを持っている。達磨大師も禅宗の始祖として壮大な理論を持っていた。

「井の中の蛙、大海を知らず」は料簡の狭い人に対して言う言葉、「されど、空の高さを知る」を付加すると、自らが言う言葉になるのですね。

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【井蛙不可以語於海】せいあはもってうみをかたるべからず
井戸の中の蛙(かえる)は海の話ができない。
見聞の狭い人は、大道を語ることはできないというたとえ。〔荘子・秋水〕