2021年11月12日 (金)  漬物のデザート化

去年、沢庵の素が無くなっていて、お店に買いに行ったら
それが「糖分」が入っているものばかり、つまり漬けると物が甘くなる素ばかり

甘味は人間が昔から求めていた物、あこがれていたものだったと思う。
野菜や果物にしても、今よりずっと甘味が少なかったころに、「もっと、もっと」とあこがれていた物だったとおもう。
私はその頃の甘さがいいと思うことがあります。

明日、大根を収穫して干さなければなれません。
「二日(土日)あればひとりでもできるかなぁ」と考えています。そして、甘味のない漬物の素を買ってこなければ!!

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【山上憶良『万葉集』巻5  802】
瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ
いづくより来りしものそ眼交にもとなかかりて安眠しなさぬ

まだ、甘いものが少なかったころの歌です。
瓜を食べると「これを子供に、、」と思うのでしょうか。
栗を食べれば「これも子供に、」と思うのでしょうか。
どこにいって、どこからここに来たものでしょうか。
目の前をあちらこちらと行き交っていたかとおもうと、いつの間にか静かにこんなところに寝ているということはありませんか。


この長歌には反歌があります。

「白銀も 黒金も玉も 何せむに 優れる宝 子にしかめやも」

金や銀、玉がいかほどのものだろうか、それよりも価値のある子供に及ぶはずがない
この歌の題詞に「仏の金口ののたまわく」というようなことが書かれていたと記憶します。
もしかすると「いづくより来りしものそ」と以降はフィジカルな光景ではなく、子供は仏の計らいで授けられたという思想があるのかもしれませんね。

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