2021年3月6日 (土)  現代の焚書坑儒

会社の帰り道、土筆を見つけました。
「あぁ、春なんだなぁ」と思えばうれしい。
きっと、私が子供の頃なら土筆をちぎって末に持ち帰り、父と母に見せたと思います。
しかし、今はこの土筆がスギナの花であり、その根は「地獄まで伸びている」といわれるほどに深く根付くのを知っています。そうとても厄介な植物です。

自然界の中で、無用な生物はいないのだから、きっとこのスギナも何かの役割があるのでしょうけれど、生えてくるととても厄介ですよね。


英語でつくしはhorsetail、ホーステール、つまり「馬のしっぽ」と呼びます。
これは牧畜をしてきた国らしい表現ですよね。

漢字では土の筆(つちのぶで)と書いて土筆と読みます。
筆で漢字を書いてきた国らしい表現だと思います。


昔、中国の人と漢字の簡略化について話したことがあります。
今にして思えば、その方々はエリートと呼ばれる人で知識的にもエリートな人だったのだと思います。
私が「漢字を簡略していったら、元の字が忘れられてしまうのではありませんか?」と中国の人に質問をしたら、その方々は笑って「そんな事はない、両方(つまり簡略した文字も元の文字も)わかりますょ」と話していました。

今、その結果が見えてきています。
私の友人たちが一般の中国の人ではないんだとおもいます。殆どの中国の人は元の漢字を忘れてしまっていると感じています。

漢字の国には「書道」というものがあります。
漢字を簡略化した結果、中国から、この書道が消えつつあります。
書道を英語ではペィンティングと呼びますが、私は「それは"塗る"であり」書道の意味が伝わっていないと思うのです。
きっと、中国の人々は「書道」の意味を忘れてしまうと思う。

そして、中国の人は古典をそのままに読めなくなってしまった。
つまり中国の人歴史書を自国の言葉で読めないのです。
その結果、「古典には書いてある内容以外に深い意味がある」と学者がいいはじめて、古典の解釈が変わり始めています。

それは韓国も同じで韓国は過去の出来事を、歴史を作り始めてるようにさえ見えてきます。
韓国は漢字を廃止してハングルのみにしました。
彼らも、歴史書を自国語で読めない。

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