Diary 1999. 8
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1999年8月13日 (金)  国旗及び国歌に関する法律

平成十一年八月十三日法律第127号
国旗及び国歌に関する法律(国旗国歌法、日の丸君が代法 国旗・国歌法)

【古今和歌集 巻第七 賀歌 343 よみ人しらず】

わがきみは
   千代にましませ
      さざれ石の
  巌となりて
  苔のむすまで


(敬愛する)あなたには千年も万年もおすこやかに(長生を保ちください)
細かい石が(固まり)おおきな岩となって(その岩に)苔が生え蒸すさきざきまでも


【資料】
和漢朗詠集で「わがきみ」が「君が代」に変更されています。古今和歌集では「わが君」「君が代」は必ずしも”主君”をさすものではなく、 ”敬愛する相手”を指すようです。しかし、ある時期に「天皇の政治」と解されるようになりました。 ”千代にましませ”も”千代に八千代に”と変わってしまいました。
もともと、この歌は出所が不明な歌で、もともとの歌がどれかもわかりません。私が知っているだけでも下記のような変形があります。(もしかすると、下記のどれかがオリジナルかも?) 


君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで 
わが君は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで 
わが君の おはしまさむことは さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで 
わが君の 命を請はば さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで 
きみが代は 地よねやちよ子 沙々礼いしの いはほとなりて 古家憲む寿まで 
我君ハ 千世子やちよに さざれ石升 い尤保と成て 苔乃む寿まで 
我君は 千世子やちよに 沙ざ礼石乃 いは不と成て 苔升む寿まで 




この和歌を「国歌」とする法律が成立する時に、この「君が代」の「君」の意味が問題になっていました。憲法の解釈改憲に加えて、国歌まで同じ扱いをするのかよぉ、、と思ってしまいます。 
戦後、国歌として「国民の歌」というのがあったので、国歌としてはこっちのほうが「国歌」としての正当性があるような気がするのだけど、、 
個人的には古謡の「さくら」が好きなので「こっちを国歌にしてほしい」とある人に言ったら、「お前ねぇ、さくらじゃ、思想も理想もなんもないだろぅ」と白い目×2で見られました。 
ところで、宮中の歌会始で歌に独特の節をつけて読み上げるのを見たことがありますか?2005年、野球の始球式で「D−51」とう二人組みが国歌をうたっていました。この二人がハモった時に、その和歌のフレーズを見事に歌い上げていました。それを聞いた私は「和歌が国歌でもいいじゃん」と思ってしまいました。所詮、私の国歌に対する考えなんてこの程度らしいです。、、、白い目プラス1かも、、 

因みに、日本外務省は日本の元首は「天皇」であると諸外国に表明しています。府中市の大国魂神社の社殿の脇奥に「さざれ石」が置いてあります。その石の横の立て札には天皇在位を祝す言葉が書かれていたのを覚えています。さすがに苔までは生えていませんでしたが、、、 


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